電流制限付き12v駆動回路 (シュミレーション:TINA)

3.3vで動作するCPUから12Vを駆動したいことがあり、なるべく簡単にして それなりに動作する回路を考えてみました。

  • T1とT2で負帰還回路を形成して、電流制限を行っている。
    • T1をC->Eに流れる
    • R1の電圧が増える。
    • T2のVbeが上昇してコレクタ電流が流れる。
    • T1のベース電圧が下がる。
    • R1の電圧により電流制限の回路が形成される。
  • VG1の出力電流が少ない場合、T3で電流増幅する。
  • T4は、T1のコレクタ電圧のチェック用モニタ用です。

左図は、回路シュミレーション結果です。参考まで

12v 200mAの信号駆動用として考えました。負荷短絡や過負荷が発生してT1のコレクタ電圧が上昇した場合、T4がLowレベルになり負荷異常を知らせる簡単な回路です。

PNPタイプもシュミレーションしてみました。

構成部品数が少なくて、それなりの性能が期待できると思います。