日清紡マイクロデバイス製の環境センサーを室内で動かすお話がありました。
メーカーによると { 環境センサーボード「RIOT-002」は、温度・湿度・大気圧・照度・加速度がモニターできるボードです。Bluetooth Low Energy (BLE) を使って送信される情報は、専用のアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末に表示することができます。} とのことです。
詳しくはわかりませんが、R1801は入力が 0-5.5vの降圧電源用のICで、4.3v位でMPPC制御をしているようです。下図はメーカーの説明図です。
使用されている太陽電池 AM-1816の性能は、メーカーの説明図より 800Lxで 5.4v/380uAのようです。
これらから、太陽電池は 4.3v〜5.5vの電圧範囲で400uAの電流が取り出すことができる物が必要です。また、R1801の入力電圧が5.5v以下という条件があることに注意が必要です。
しかし、室内であっても朝と夕方には直射日光が入り、また暗くなることもあります。
RIOT-002の電源範囲を超える可能性があることがわかりました。
そのため、入力電圧2.6V〜20Vの範囲でMPPCを実行するための昇降電圧基板を追加することにしました。
これにより、より広範囲な太陽電池の電圧に対応することができるようになりました。
現在、試験中ですが、問題なく動作しているようです。