太陽電池を使った商品をみて、自社で充電器の試作品を作って見ようと調べると、MPPCという最大効率を得る良い方法があると記載があり、MPPC付DC-DCコンバータで検討することにしました。
使用するパネルは下記です。
- (株)ケー・アイ・セス
- GT1633-TF
- 12v 3.5w
太陽電池からDC5Vを作るために
- LTC3130-1を選定
- MPPCの使用条件 電流6mA以上の為不使用
- MPPC代替え案のRUN端子を使用
- 12v3.5wより0.3A程度の電流と推測
- 右図は9v入力MPPCを6.3vとして出力5vとした回路
RUN入力
SW2端子
Vout出力端子
- RUN端子は1.05v-0.95vで 0.95v->1.05vの変化で動作停止して1.05v->0.95vで動作を繰り返し出力を5vに保とうとしている。この区間を最大電力付近に合わせるとMPPC制御となる。尚、最大電力転送点は、太陽電池パネルのオープン回路電圧の約75%程度と言われている。(LTC3031-1資料参照)
撮影順は左から
- 太陽電池
- LTC3031-1
- DC5V入力 1W LED
RUN端子を使用しない場合は、Vinは 1.6v でしたが、試しに100k+10kで分圧するとVinは12.8v程度より高い電圧を示すようになりました。また負荷が重くなると12.8vに近づき軽くなると電圧が上昇します。
太陽電池を決定するときに
LTC3031-1は動作条件が整うとMPPCも実現でき非常に良い動きをすることがわかりました。